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水からの速達

―湧水の静かなつぶやきが聞こえる―
―物にあふれた生活のなかで、失われてゆく存在がある―

作品写真
商品名 金額(税込) 購入数

ビデオ:個人

9,720円

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16ミリプリント販売:700,000円
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16ミリプリント貸出:100,000円

水からの速達製作委員会
1993
1時間52分

製作:水からの速達製作委員会
監督:西山正啓
編集・ナレーター:西山正啓
プロデューサー :庄幸司郎/貞末麻哉子
撮影:柳田義和/一之瀬正史
ナレーター:大谷直子
音楽:小室等

巨大ごみ捨て場

 大都市・東京。その西のはずれの小さな町に、ざっくりと山を削って造られた巨大なごみ捨て場がある。東京都西多摩郡日の出町・谷戸沢廃棄物広域処分場。
 1984年に内陸型のモデルケースとして造られたこの最終処分場には、三多摩地区360万人から出る膨大な量のプラスチック破砕ごみと焼却灰が埋め立てられてきた。

それは返ってくる

 それから8年……新たに第二処分場の建設計画が、地元住民の意思を無視して進められている折も折、このモデル処分場に重大な疑惑が生じた。周辺の河川や井戸水から、自然界にはない有害な化学物質が次々と検出されたのだ。厚さ1.5ミリのゴムシートが張りめぐらされた処分場のごみ汚水は、決して地下水に混じって外には漏れないとされている。ではなぜ、井戸水から砒素やプラスチック添加剤が検出されるのか一。当局は第二処分場の建設を急ぐあまり、住民の不安と問いかけに何ひとつ答えようとしない。森を壊し、水源を埋め立てて造られるこうした最終処分場は、現在、全国に約5300ヶ所も存在している。そして、消費生活が生み出す現代のやっかいなごみは、やがて沈黙の地下水脈に溶け出して、私たちの飲み水に返って来るのである。

小汚染の危機メッセージ

 この映画は、ごみが水源を汚染するという深刻な現実に目を向け、日の出町とその周辺に暮らす人々の生活と肉声を、8ヶ月間にわたって記録した。巨大な消費都市のためにごみ捨て場にされた小さな町から、美しい自然と人々の豊かな表情を織りまぜて、小汚染の危機を緊急にメッセージする。