Google
文字のサイズ
小
中
大

花子

アートを入り口にしたこの映画の出口には
家族の日常が広がっていた。

公式サイト

作品写真
商品名 金額(税込) 購入数

DVD:個人【シグロ限定販売】

4104円

写真集

1404円

※2,000円以上ご注文いただいた場合、送料は当社の負担とさせていただきます。

※下記商品についてはお問い合せください。
ビデオ:ライブラリー 16,000円
DVD:ライブラリー 20,000円(税別)

※購入数を選択してください

上映申込

上映用のメディアの貸出も行っています。

16・35ミリプリント貸出:50,000円

シグロ
2001
1時間00分

製作:シグロ
監督:佐藤真
撮影:大津幸四郎
録音:弦巻裕
編集:秦岳志
製作:山上徹二郎
音楽:忌野清志郎/ラフィータフィー

たべものアート

 京都府の南端、大山崎町に暮らす今村花子は、夕食の残り物を素材にした「たべものアート」の作家である。このユニークなアートの発見者である母・知左は、6年に渡って花子の「作品」を写真に撮り続けてきた。一方、定年退職したばかりの父・泰信は花子のアートを未だに「汚い残飯」と思っている。

彼女を取り巻く家族の物語

 花子は毎日作業所(乙訓ひまわり園)に通い、週末には絵画教室やバスケット、父とのお出かけを楽しむ。母はテニス、父は三味線、今村家の変わらぬ日常。今や今村家を出ようと決意している姉・桃子が語る花子との確執の日々。その中で、花子はひとり毎日変わることなく「たべものアート」を作り続ける。一人のアーティスト今村花子と、彼女を取り巻く家族の物語。

写真集「花子」発売中

新進写真家川内倫子が、京都に花子さんを訪ねて撮った写真が、本になりました。写真家と映画監督、二人のクリエイターによる、二つの「花子」の世界。映画をきっかけにして実現した異色のコラボレーションとしてもう一つの「花子」がここにあります。

花ちゃんは歩くのが速かった。
あたしがたんぽぽに見とれているうちに、
花ちゃんはどんどん歩く、歩く。
歩きながら 道に生えている雑草をちぎる。
しばらく持って歩いて ポンと捨てる。
人んちの庭の木の枝をつまむ。
少し持って歩いて また、ポンと捨てる。
そのくり返し。
一緒に歩いているおかあさんに
怒られても、やめない。
そんで、あたしが歩くのが遅いから
たまにふり返って確認する。
目が合うと歩きだす。
その表情は変わらない。
 
家から駅までの
ほんの20分ぐらいの散歩道。
そこにすべてが、つまっているような。
でも、それだけやったけど。

川内倫子