ミンヨン 倍音の法則
10月11日(土)より岩波ホールにてロードショー
▽東京・岩波ホール
2014年10月11日(土)〜
[上映時間]
月〜金 | 11:30/14:30/18:50 |
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土・日・祝 | 11:30/14:30/17:30 |
[劇場]
岩波ホール(千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10F)[予告編]
数々の国際賞に輝く佐々木昭一郎のみずみずしい感性にあふれた待望の新作。
佐々木昭一郎は唯一無二の映像作家である。彼の創作に対する真摯な姿勢は今や伝説となっている。佐々木はテレビ演出家として、イタリア賞や芸術祭大賞など内外の数多くの賞に輝いた。彼の作品「四季・ユートピアノ」(1980)、「川の流れはバイオリンの音」(1981)など、類まれな詩的感性、斬新でみずみずしい映像で作られたドラマは、多くの人を魅了し、後進の作家に強い影響を与えている。しかし佐々木は退職後、人々の前から姿を消し、旧作の上映会は常に満席にもかかわらず、新作のニュースを聞くことはなかった。「ミンヨン倍音の法則」は彼の20年近くの沈黙を破る待望の新作であり、初の劇映画作品である。
ソウルの学生、主人公のミンヨンは一枚の古い写真に心をとらわれている。亡き祖母の親友、佐々木すえ子の家族写真だ。すえ子への思いが募るミンヨンは、妹ユンヨンの後を追うように日本を旅する。そこで巡りあう人々、母に捨てられた少年、何者かに追われるジャーナリスト、風鈴職人、サッカー笛の職人、塩作りの老人、長崎へ旅する神父の姿をした男‥‥さらに彼女は時代を超えて、太平洋戦争中のすえ子の人生を生きるようになる。戦時の統制下で、すえ子の一家は人間らしく生きようとしたために様々な苦難を経験したのだった。――そして今、不安に満ちる現代社会で、ミンヨンは人々と交流し、モーツァルトをはじめとする音楽と出会い、ハーモニーへの夢を育んでゆく。
佐々木昭一郎 監督作品
140分|HD|2014年|日本|製作:シグロ、SASAKI FILMS
©2014 SIGLO/SASAKIFILMS
岩波ホール
千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10F
TEL:03-3262-5252
シグロ
東京都中野区中野5-12-16-210
TEL:03-5343-3101/FAX:03-5343-3102/E-mail:siglo@cine.co.jp