1928年岐阜県生まれ。記録映画作家。
岩波映画製作所を経て、1963年『ある機関助士』でデビュー。『ドキュメント 路上』、『パルチザン前史』などを発表ののち、1970年代以降「水俣」シリーズ17本を連作。『よみがえれカレーズ』などアフガニスタン関連作も3本を数える。2008年6月24日逝去。
作品歴
1971年
水俣-患者さんとその世界-<完全版>(東プロダクション
水俣-患者さんとその世界-<2時間版>(東プロダクション)
- 1973年度(第1回)世界環境映画祭グランプリ/マンハイム映画祭デュキャット賞
- 1972年度ベルン映画祭銀賞/ロカルノ映画祭第3位/優秀映画鑑賞会年間第3位
1973年
実録公調委(青林舎)
水俣一揆-一生を問う人々-(青林舎)
1974年
1975年
不知火海(青林舎)
1976年
水俣病-その20年-(青林舎)
1978年
わが街わが青春-石川さゆり水俣熱唱-(青林舎)
1981年
水俣の図・物語(青林舎)
- 第23回毎日芸術賞/第6回くまもと映画祭
- 1981年度芸術祭参加作品
- 優秀映画鑑賞会特別推薦/日本映画ペンクラブ推薦
1982年
原発切抜帖(青林舎)
1984年
海盗り-下北半島・浜関根-(青林舎)
- 1984年度(第15回)ベルリン映画祭インターナショナル・フォーラム・オブ・ヤングシネマ出品
1985年
スライド ひろしまを見たひと-原爆の図丸木美術館-(原爆の図丸木美術館+青林舎共同作品)
1987年
水俣病=その30年=(青林舎+シグロ共同作品)
ビデオ絵本 ひろしまのピカ(シグロ+原爆の図丸木美術館共同作品)
1989年
よみがえれカレーズ(記録社+シグロ共同作品)
- 1989年度(第1回)山形国際ドキュメンタリー映画祭出品/第3回東京国際映画祭・女性映画週間出品
1999年
回想・川本輝夫 ミナマタ-井戸を掘ったひと(土本典昭仕事部屋)
2004年
みなまた日記-甦える魂を訪ねて(映画同人シネ・アソシエ)