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マーク・アクバー&ピーター・ウィントニック監督作品 チョムスキーとメディア−マニュファクチャリング・コンセント−

書籍紹介

マニュファクチャリング・コンセント
−マスメディアの政治経済学−

共著=ノーム・チョムスキー、エドワード・ハーマン
翻訳=中野真紀子



2007年2月初旬、トランスビューより刊行(全2巻)

定価:本体(税別)
    3,800円(1巻)、3,200円(2巻)

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発行元のトランスビューよりメッセージ

 本書は『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』、CBSや『タイム』など、権力から自由で独立していると見られるアメリカのマスメディアが、実際はそうではないこと、その組織や制度の仕組みから、必然的に時の権力に奉仕せざるをえないものであることを、歴史的事件を俎上に載せ実証したものです。

 マスコミが大広告主の非を訴えにくいこと、テレビに捏造やタブーがあることなど常識ではないか、そう思っている方は多いでしょう。しかし個々の報道について、あるいはその質や量、報道されなかった事柄との比較において、それがどのような意図を持つプロパガンダであるかを、正確に見抜くことのできる人がどれだけいるでしょう。二人の著者は、中米のアメリカ従属国家、教皇暗殺未遂事件、インドシナ戦争などを取り上げ、膨大な事例に精緻な分析を加え、アメリカのマスメディアのプロパガンダ構造を明らかにします。

 ヴェトナム戦争末期、メディア報道が反戦運動を盛り上げ戦争を終結に導いたという嘘、ジャーナリズムの輝かしい勝利と伝えられるウォーターゲート事件の毒にも薬にもならぬ中身などは、本書が明らかにする事実のごく一部にすぎません。

 さらに、本文と注を併せて(そのために栞紐を二本つけました)全体をお読みいただければ、たとえば泥沼に陥ったイラク戦争について、今後アメリカの選択肢が二つあること、そのそれぞれに際して米国マスメディアがどのような報道をするかという予測を得ることもできます。

 しかしもちろん、わたしたちにとって最大の問題は、では日本のマスメディアはどうなのか、ということです。

(編集担当 トランスビュー中嶋廣)


カナダ
1992
167分
長編ドキュメンタリー
カラー
 
原題:
Manufacturing Consent :Noam Chomsky and the Media
製作・監督:
ピーター・ウィントニック&マーク・アクバー