チョムスキー9.11

チョムスキー9.11
大国アメリカの外交政策を静かに批判し続ける
反骨の知識人ノーム・チョムスキー。

2002
74分

製作:シグロ
監督:ジャン・ユンカーマン
製作:山上 徹二郎
撮影:大津 幸四郎
整音:弦巻 裕
編集:ジャン・ユンカーマン、秦 岳志
音楽:忌野 清志郎

ノーム・チョムスキーとは

ノーム・チョムスキーは、現在もマサチューセッツ工科大学教授として研究を続ける言語学者。言語学の世界に革命をもたらし、京都賞を受賞するなど世界中でその業績が高く評価されている。一方で、ベトナム戦争以来、アメリカの外交政策を批判する活動を一貫して続けており、特に昨年の9月11日におきた同時多発テロ以降、彼の事実に基づいた鋭い政治評論と発言は、アメリカ内外で高い注目を集めている。

飽くなき反抗者

ロックバンドU2のボーカル、ボノが「飽くなき反抗者」と呼ぶ反骨の知識人、ノーム・チョムスキー。本作は、アメリカにおけるもっとも重要な「アメリカ批判者」であるチョムスキーの最新のインタヴューとその活動の記録である。

監督は、ジャン・ユンカーマン

監督は、画家の丸木 位里・丸木 俊夫妻を描いた『劫火--ヒロシマからの旅』でアカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされたジャン・ユンカーマン。与那国でカジキと闘う82歳の老漁師を描いた『老人と海』で東京の劇場動員記録を塗り替え、日本庭園についてのドキュメンタリー「夢窓--庭との語らい」ではアメリカ・エミー賞を受賞した、ユンカーマン監督の待望の最新作である。