
やさしい人ほど、ほんとは怖い?
グランパがいるだけで何かが起こる。
2003
113分
製作:「わたしのグランパ」製作委員会
監督:東 陽一
製作:木村 純一、堀 義貴、山上 徹二郎、黒澤 満
脚本:東 陽一
原作:筒井 康隆
撮影:小林 達比古
音楽:アルファ タブラトゥーラ
- 第27回モントリオール世界映画祭最優秀アジア映画賞受賞
13年ぶりに会ったグランパは、ムショがえりだった!
主人公の珠子は、優しい両親とおばあちゃんの4人家族で平凡な生活を送っている中学1年生。ある日、13年間刑務所に入っていた祖父・五代 謙三が帰って来たところから物語は始まる―――。はじめこそ、時代錯誤的なグランパの振る舞いに戸惑っていた珠子だったが、町のみんなから愛されているグランパの、現代の日本人が忘れてしまったまっすぐな生き方に、しだいに心を通わせていく。そんなある日、町を牛耳っているヤクザの親分からグランパが呼び出しを受けるが・・・・。

原作・筒井 康隆、主演・菅原 文太、監督・東 陽一
グランパ役には、数々の作品で圧倒的な存在感をもつ菅原文太。ヒロインの孫娘・珠子には、本映画でデビューとなった石原さとみ。共演に、映画、CF、雑誌など様々な分野で精力的に活躍し続ける浅野 忠信。また平田 満、宮崎 美子“夫妻”、“グランマ”波乃 久里子と、演技力に定評のあるベテランを迎えた。

足利市ロケーション
舞台になる町は、近くをほどよい大きさの川が流れていて、ちょっとローカルな雰囲気を持った町。足利市内のロケは、五代家の他、バー「じゃすみん」、学校、喫茶店など、全編の8割以上に及ぶ。
