土井敏邦・ドキュメンタリーDVD-BOX「届かぬ声-パレスチナ・占領と生きる人びと」

土井敏邦・ドキュメンタリーDVD-BOX 「届かぬ声-パレスチナ・占領と生きる人びと」
1993年以降、土井 敏邦監督が17年間にわたって撮影した数百時間に及ぶ映像をもとに、“占領”という“構造的な暴力”を描き出す。

2009
125分、121分、126分

製作:シグロ
監督:土井 敏邦
監督・撮影・編集:土井 敏邦
製作:山上 徹二郎
編集:秦 岳志
整音:小川 武
製作協力:「土井敏邦 パレスチナ記録の会」支援者の皆さん
製作・配給:シグロ

『沈黙を破る』へと続く、シリーズ前3作

パレスチナにおけるイスラエルの“占領”の構造とその実態が明らかに。
『沈黙を破る』(別売)の収納スペースを設けた特製ボックス入り

収録作品

第1部『ガザ―「和平合意」はなぜ崩壊したのか―』

1993年の「和平合意」が、パレスチナ人住民の真の平和につながらなかった現実とその原因を、ガザ地区最大の難民キャンプ・ジャバリアに住むある家族の6年間の生活を通して描く。

第2部『侵蝕―イスラエル化されるパレスチナ―』

家屋を破壊され居住権を奪われるエルサレムのパレスチナ人住民たち、“分離壁”によって土地と資源を侵蝕され、国家建設の基盤を失っていく人びとの現実とその苦悩を描いている。

第3部『2つの“平和”―自爆と対話―』

自爆攻撃に走ったパレスチナ人青年の遺族の証言、自爆テロの犠牲となった少女の両親や、生還した女性兵士と家族の「平和」観を通して、対話を試みるイスラエル人・パレスチナ人双方の “平和観の断層”を描く。

『沈黙を破る』(別売)は本シリーズの第4部にあたります。

『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』に収録されている作品はそれぞれ独立した作品としてご鑑賞頂けます。